披露宴のメインテーブル(高砂席)飾り方!装花なしでもかわいい
新郎新婦の高砂席は、披露宴でもっともゲストから見られる場所。
素敵な装飾アイディアで、印象に残るメインテーブル&高砂を目指したいですよね。
とはいっても、理想や希望だけで具体的なイメージをまとめるのは、難しいもの。
たくさんのアイディアに触れて、ハッキリとしたメインテーブルのイメージを練っていきましょう。
ここでは、華やかなメインテーブルと高砂が叶う飾り方アイディア、貧相にならない上手な節約術を紹介します!
メインテーブル飾り付けアイディア①お花(装花)が主役
メインテーブルを飾るメイン装花(高砂装花)は、会場全体の雰囲気を左右する定番アイテム。
メインテーブルの飾り付けも、装花を中心にコーディネートするのが定番です。
目指す雰囲気やテーマカラーを決めると、全体がまとまりやすくなりますよ。
メイン装花の一般的な相場は4~10万円。
生花の代わりに造花やドライフラワーを使うと、節約になります。
外部フローリストを利用したいときは、持ち込み可能かどうかや持ち込み料について、事前に確認しておきましょう。
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テーブル中央に装花を配置する装飾アイディア
定番の飾り方は、テーブルの中央にメイン装花を配置するもの。
花の種類やカラーはもちろん、ハート型の装花など、装花の形状にもこだわると、華やかなメインテーブルになりますよ。
ただし、生花をメインに使ってボリュームを出そうとすると、費用が高くなりがちなので注意。
装花を小分けに飾れば量が少なくても華やか
メイン装花を置かず、フラワーベースやスタンドなどを利用して、花を小分けして飾るアイディアも。
この方法だと花が散らばるため、量が少なくても見た目が華やか。
花の使用を減らせる分、費用を抑えることができます。
グリーンを混ぜたり、キャンドルなどの灯りをミックスしたりして配置すると、より見映えのするメインテーブルに。
和風婚の高砂は和テイストの装花で飾る
和風の結婚式では、高砂の装花も和テイストで揃えるのがおすすめ。
桜や梅、松など、和風の花やグリーンを使用する方法のほか、紅白や紫系など、カラー選びでも和の雰囲気を演出できますよ。
和柄のクロスや小物を合わせると、より和テイストを強調できます。
装花+小物使いで、高砂席をボリュームアップ!
装花が中心のメインテーブルをより華やかにしたいなら、+αの小物を取り入れてみて。
- チュール
- バルーン
- キャンドル
- イニシャルオブジェ
など。
生花の量を増やすと費用が高額になるので、代わりに他のアイテムを充実させれば、節約しつつもボリューム感がある装飾になりますよ。
テーマやテイストに合わせてチョイスしましょう。
メインテーブル飾り付けアイディア②装花以外のアイテムで飾る
装花なし、または最小限にして、花以外のアイテムをたくさん使ったメインテーブルの飾り方もあります。
アイテムを配置するときのポイントは、テーブルの上だけでなく、前や横から見ても華やかに見えるように気を配ること。
テーブルスカート(テーブルクロス)にドレープたっぷりの布を持ってくるなど、ボリュームを出す工夫をしましょう。
ドレープたっぷりのテーブルクロス(布)
メインテーブルの広い面積を使って、高砂全体を華やかにできるアイディアです。
装花なしや、少ない数でも布のボリューム感があるので、寂しくならないのがポイント!
布自体は手芸屋さんで安く手に入るので、式場への持ち込みができるなら、ぜひ活用してみましょう。
置いたり吊るしたり。手軽な定番小物で飾る
定番の小物を上手に配置すれば、手軽に、華やかなメインテーブルを演出できます。
●ペアのぬいぐるみ
婚礼衣装やペアルックのぬいぐるみは、ウェルカムドールとして置くだけでなく、メインテーブルに座らせてあげてもかわいい!
●ガーランド
文字を書いたフラッグや好きなモチーフを綱状に繋げたガーランドは、メインテーブル正面を飾る定番のアイテム。
手作りするのもおすすめです。
●リボン
フラワーアイテムやガーランドなどの小物に結んだり、テーブルクロスをまとめてドレープを付けるのに使ったりと、幅広く活用できるアイテム。
ゲストテーブルにも同じ色や素材のリボンを取り入れると、会場装飾全体に統一感が出ます。
●ペーパーフラワー
紙でできた花「ペーパーフラワー」は、小さなポンポンからジャイアントフラワーまで、大小さまざま。
色やデザインも豊富です。
天井から吊るす、壁やクロスに貼るなど、使いどころもいろいろ。
目を引く小物を効かせて印象アップ
視線を集めるアイテムをポイントに取り入れて、強く印象づける方法も。
●照明小物
テーブルの上や周りに、キャンドルを並べたりフェアリーライトと呼ばれる小さな電飾を取り入れたりすると、目を引く華やかな演出に。
●タペストリー
バックの壁に大きなタペストリーを飾ると、高砂席全体が華やかに。写真映えも抜群です。
***
なお装飾アイテムに私物を使うときは、持ち込み料が発生することがあるため注意が必要。
持ち込めるもの・持ち込めないものや、持ち込み料の見積もりなどは、必ず確認しておきましょう。
自然の物を上手く使って、ナチュラルなメインテーブルに
テーマに合わせて、自然の物を利用するのも、ボリュームを出しやすい方法。
例えば、海や夏をテーマに、貝殻やシーグラス、流木などを使ってコーディネートするのは定番ですね。
デザインの統一感も出せる、おすすめのアイディアです。
グリーンを効果的に使ったナチュラルコーディネート
花ではなくグリーンをふんだんに取り入れた、ナチュラルなコーディネートのメインテーブルも人気です。
- 多肉植物やツルもの
- ドライフラワー
- ウッド調の小物やバスケット
- アンティーク調の小物
などのアイテムは、グリーンと好相性。
テーブル自体もシンプルなナチュラルウッドのものにする、大振りな鉢植えの木を設置するといったアイディアも。
お色直しで中座中はぬいぐるみを代わりに
新郎新婦のお色直し中座には、高砂席に新郎新婦に扮したぬいぐるみを座らせる“身代わりぬいぐるみ”も定番。
新郎新婦がいない高砂でお留守番するかわいいぬいぐるみは、フォトスポットとしても、ゲストを楽しませてくれます。
さらに、ぬいぐるみに「お着替え中」「少し待ってね!」などの札を持たせる「中座プロップス」のアイディアも。
メッセージを掲げるぬいぐるみのユーモラスな姿は、かわいさ抜群!
新郎新婦が中座している間も、ゲストに和やかな時間を過ごしてもらえそうですね。
ふわふわかわいい“チュール高砂”が人気
ふわっと透け感のあるチュール生地をふんだんに使って、メインテーブルを飾るアイディアが、注目度上昇中。
チュールの生地感がロマンチックな雰囲気やボリュームを演出するのにぴったりだと、結婚式に取り入れる新郎新婦が増えているんです。
チュールの重ね方やカラーのチョイス次第で印象は自由自在。
ピンクやすみれ色などの甘い色合いのチュールなら、夢のようなかわいさが演出可能。
白のチュールをメインにすれば、清楚な雰囲気になりますよ。
- 椅子にチュールを巻いてふわっと飾った「チュールチェア」
- バルーンをチュールでくるんだ「チュールバルーン」
など、チュールを取り入れるポイントはさまざま。
透け感を利用して、テーブルスカートの中に電飾を仕込む方法も、SNSでよく見かけるアイディアです。
メインテーブルなしの高砂ソファがおしゃれ
いまいちピンとくるメインテーブルのアイディアに出会えない…という新郎新婦にぜひチェックしてほしいのが、「高砂ソファ」。
高砂ソファとは、高砂席にメインテーブルを置かずに、ソファだけを置くアイディアです。
着席した新郎新婦の前を遮るものがないので、ゲストの目線は自然と新郎新婦の表情や衣装へ。
装花や小物など、豪華な装飾なしでもオシャレに見えますよ。
高砂ソファにすることで新郎新婦のスペースがオープンになり、ゲストとの距離が近くなるといううれしい効果も。
ソファの形状や周囲の装飾にこだわれば、そのままフォトブースとして活用することもできます。
費用を抑えて華やかに!メインテーブル装飾の節約術
メインテーブルはもっともゲストの視界に入る場所。
結婚式の費用はできるだけ抑える方針の新郎新婦も、メインテーブルの費用をあからさまに削ってしまうと、会場全体が貧相に見えるため注意が必要です。
上手な節約術をチェックして、ローコストで華やかなメインテーブルを実現しましょう!
装花は基本プランをベースに、足し引きする
メインテーブルの装花は、結婚式の基本プランに含まれていることが多い部分です。
まずは基本プランの範囲で、どの程度のボリュームやイメージになるのかを見積もり段階で確認しましょう。
そのうえで付け加えるものや、反対に削るものを調整するのが賢い方法!
高砂席の理想のイメージと予算との折り合いをつけることで、費用が大きく膨れ上がるのを防げます。
旬の花なら価格が安く季節感もでる
花の値段の傾向として、季節外れの花は高くなるのが一般的。
そのため装花に使う花材を選ぶときに、イメージだけでチョイスすると、思わぬ高額になってしまうこともあります。
安く抑えるコツは、通年で手に入りやすい花か、旬の花を使うこと。
どうしてもイメージからかけ離れてしまう場合には、造花で代替するのもひとつの方法です。
造花を取り入れる
生花では高価で手が出ない花材も、造花だとリーズナブルに手に入ることがあります。
最近の造花は精巧に作られているものが多く、パッと見では生花と見分けがつかないほど。
造花をポイント使いする、生花に造花を混ぜるなどの方法で、相場よりも費用を抑えつつ、見映えよく仕上げることができますよ。
メインテーブルはゲストテーブルからは多少距離があるので、造花でもゲストはさほど気にしないでしょう。
メインテーブルのサイズを小さめにする
単純なアイディアですが、メインテーブルを小さめのサイズにすると、少ないアイテムでも貧相に見えませんね。
- 半円テーブル
- ソファや椅子メイン+サイドテーブル
メインテーブルを装飾なしにする
メインテーブル装飾なしにして、費用を節約することもできます。
高砂席がさみしげに見えないよう、ソファや椅子をメインに、周りに小物をたくさん配置するなど、飾り方を工夫するのがおすすめ。
こだわりがないなら、装飾内容はおまかせにする
メインテーブルの飾り方に特別なこだわりがないなら、プランナーにすべておまかせするのがもっとも無難に節約できる方法です。
あらかじめ希望するボリューム感や雰囲気だけを伝えておいて、予算の範囲での調整をお願いしましょう。
まとめ:装花と小物を上手に使って理想のメインテーブルを実現!
- もっともオーソドックスなメインテーブルの装飾は、装花メインのもの
- 小物使いを工夫することで、装花少なめやなしでも華やかに
- チュールをメインに使った「チュール高砂」やメインテーブルの代わりにソファを置く「高砂ソファ」が最近の注目アイディア
- 節約術を上手に取り入れれば、低コストで華やかなメインテーブルが目指せる
メインテーブルは結婚式場の顔ともいえるポイント。
こだわりの飾り方アイディアを実践して、ゲストからほめられるメインテーブルを実現しましょう!