結納・顔合わせ食事会はどこでやる?場所決めの方法と段取り

結納・顔合わせ食事会はどこでやる?場所決めの方法と段取り

結納や顔合わせ食事会をどこでやるか、迷っているカップルは多いでしょう。

両家の家族が集まりやすく、雰囲気のいい場所を選ぶのはとっても大変。「誰が決めるの?」「費用はどちらが払うの?」といった疑問も湧いてきますよね。

そこでここでは、結納・顔合わせ食事会の場所選びのポイントを解説!

誰が主体になって会場を手配するのか、費用分担はどうすればよいのかについても紹介します。

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結納・顔合わせ食事会の場所の決め方(1)エリア

結納・両家顔合わせの場所決め

結納・顔合わせ食事会の場所決めでまず問題となるのは、どこのエリア(都道府県)で行うかということ。

ベストな選択は、両家の中間にあたる場所で会場を探すことです。

お互いの移動負担が同じくらいになるので、不満を感じにくいですよ。

両親が遠方に住んでいたら、どうやってエリアを決める?

まずは両親の意見や希望を聞きましょう。そのうえで、移動距離や交通費に不公平感が出ないよう、調整する必要があります。

基本的には中間地点を提案してください。

  • 挙式は新郎の地元でするから、顔合わせは新婦の地元でする
  • それぞれの地元で食事会を開く

といった対応もあります。

なおエリア決めのときは両家からの距離以外に、会場候補地周辺の交通アクセスや宿泊施設の充実度もチェックして、便利な場所を選びましょう。

新郎側と新婦側、どちらが出向くもの?

中間地点以外の場所で結納や食事会をするなら、男性側が出向くのが一般的です。これは、結納が本来、男性側が女性側の家を訪れて行うものだから。

形式にこだわらない場合は、利便性を重視して女性側が出向くこともあります。

地域によって習慣や常識が違うので、よく話し合って調整することが大切ですよ。

結納・顔合わせ食事会の場所の決め方(2)会場

料亭

結納を行う地域が決まったら、会場を決めましょう。

結納や顔合わせ食事会の会場として選ばれることが多いのは、次のような場所です。

会場ごとに利点があるため、ニーズに応じて選んでくださいね。

ホテル・料亭

結納・顔合わせ食事会専用のプランが用意されていて、準備や進行をお任せできる会場も多いです。

専用プランがある会場のスタッフは、段取りや地域ごとのしきたりなどにも詳しいため、分からないことがあっても安心。

結納プランがある結婚式場

すでに気になる結婚式場がある場合は、結納プランがあるかチェックしてみて。

会場の雰囲気やスタッフの質、交通アクセスなどの下見を兼ねることができますよ。

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女性側の実家

特に女性にとってはくつろいだ雰囲気で過ごせるのが魅力。形式ばらず、和やかに結納ができます。

ただし、結納飾りなどのセッティングを自分たちで行う手間がかかります。

女性側は新郎一家を迎えるために、いろいろと準備が必要で負担がかかるので、最近は少ないよう。

カジュアルな雰囲気の顔合わせ食事会にしたいなら、レストランもOK

堅苦しくない食事会にしたいなら、レストランを会場に選んでもいいでしょう。

ただし落ち着いて過ごせるよう、個室を予約しておくのがスマートです。

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正式結納と略式結納では、選ぶ会場が違う

結納には「正式結納」と「略式結納」があります。

正式結納は仲人が両家を行き来するので、顔合わせはしません。ですから結納のために料亭などを予約する必要はないんです。

略式結納は、両家が一堂に会して儀式を行います。伝統を重んじるなら料亭やホテルを、カジュアルに行いたいならレストランを会場に選ぶなど、結納の雰囲気に合わせた会場選びをするのがベストです。

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結納や顔合わせの会場は、両家のどちらが決めるもの?

結納セット

結納・顔合わせの会場決めは、一般的には会の主催者が行うもの。

多くは、男性側の家が主体となって行います。

といっても、男性側が一方的に決定権を持つというわけではありません。

男性側が取り仕切りながら両家の意向を擦り合わせて会場を決め、予約などの事務的なことは男性側が行うようにするとよいでしょう。

顔合わせ食事会は、新郎新婦本人が仕切るのがスムーズ

最近では、本人たちが主体となって顔合わせを企画することも多いもの。

結納ではなく顔合わせ食事会にするなら、本人たちが連絡・調整役となって、双方の家族の意見を聞きながら会場を手配するのがスムーズです。

とくに本人同士は近距離に住んでいるけれど、両実家は遠距離といった場合には、実家にやり取りを丸投げすると情報の伝達や細かい調整がうまくいかないこともあります。

【場所代・食事代】結納の費用分担はどうする?

お金の入った袋

結納の場所やプランが決まり、おおよその費用が分かったら、支払いをどう分担するかについても決めておきましょう。

当日になってどちらが払うかが決まらず、もたついたり、気まずくなったりすることが防げます。

結納の費用分担方法には、次のような考え方があります。

  • 女性側が負担
    結納はもともと女性宅でやるものだったために、場所、食事に関する費用は女性側が負担していました。
    そのため、現在でも女性側が費用を負担するものという考え方があります。
  • 両家で折半
    両家で半額ずつ出すという考え方。
    女性側が支払いをし、男性側は半額を酒肴料として包むなどの方法で折半します。
  • 交通費・宿泊費/会場費・飲食費で分担
    かかった費用を交通費・宿泊費と会場費・飲食費に分け、両家が分担して支払う方法。

もちろん、どちらがどれだけ負担するかを両家が納得していれば、上記以外の方法でも問題ありません。

両家顔合わせ食事会の場合

両家顔合わせ食事会となると、さきほど紹介した3パターン以外にも分担方法があります。

  • 男性側が負担
    結納の代わりに食事会を行う場合、結納金代わりに男性側が支払うケースもあります。
  • 新郎新婦本人が支払う
    「自分たちのために集まってもらうのだから」と、両親には費用を負担させず、本人たちだけで費用を折半するのも多いパターンです。

まとめ:結納の場所や費用のことはふたりだけで決めないで!

  • 両家の移動などの負担を考えてエリアを決める
  • 各会場のメリットや格式を踏まえて会場を決める
  • 主催者(主に男性側)が両家の意見を擦り合わせながら会場決めを取り仕切る
  • 費用はどちらが出してもよいが、分担はあらかじめ決めておくとベター

結納の場所や費用の分担を決めるときには、両家とも納得できるかたちにすることが大切。

本人たちだけで詳細を決めてしまわず、両親ともきちんと話し合いをしてくださいね。

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