Aラインのウエディングドレスはどんな人にも似合う?基礎知識を徹底解説!
結婚式を挙げる花嫁さんが身を包んでいるウエディングドレス。
その中でも誰しもが一度は憧れるAラインのドレスは、プリンセスラインやマーメイドラインと並んでウエディングドレスの定番とも言えるドレスです。
今回はそんな人気のAラインドレスにおける基礎知識や歴史、似合う体型や会場までをまとめてご紹介します。
これから結婚式を挙げる予定があるという新婦さんは、是非参考にしてみて下さいね。
Aラインドレスが誕生したのは1955年!初めて発表したのは「DIOR」だった?
Aラインドレスが誕生したのは1955年と、意外にも歴史が浅いです。
初めて世に送り出したのは、あのクリスチャン・ディオール。
DIORはウエストを細く絞ったフレアスカートが特徴的な「ニュールック」が有名ですが、実はAラインドレスもその当時の新作コレクションショーで発表しただけあり、とても有名なんです。
この1955年当時の新作コレクションショーにはバイヤーや報道関係者、さらには各界のセレブリティたちが多く集まり、会場に入り切らないほどの盛況ぶりだったのだとか。
直線的に広がるスカートのデザインは発表されてすぐに大ヒットを果たし、瞬く間に世界中の女性たちに広まっていきました。
近年では人気ファッションモデルのミランダ・カーも自身の結婚式でDIORのAラインのウエディングドレスを着用しており、国内外で不動の人気を誇るドレスだといえます。
Aラインのウエディングドレスはシンプルかつエレガントな印象を与える
Aラインのウエディングドレスはウエストの位置が高く、裾にかけて徐々に広がっていくフレアなシルエットが特徴的。
アルファベットの「A」に似ているシルエットに因んで、「Aライン」と呼ばれるようになりました。
シンプルかつエレガントなデザインはウエディングドレスの定番とも呼ばれています。
Aラインが特に似合う体型は「ぽっちゃりさん」と「長身さん」!
Aラインのシルエットは、体型を選ばないことも人気の理由のひとつ。
なかでも特に似合うと言われているのが「ぽっちゃり」体型の花嫁さんと「長身」体型のプレ花なのです。
太め花嫁がAラインドレスを着こなすコツ
ぽっちゃり体型の場合、体にフィットするAラインのドレスはちょっと…と思うかもしれませんが、実はAラインのドレスはウエストから下がしっかりと広がっているため、上半身をコンパクトに見せることができるのです。
さらにウエストマークが実際のウエストより高めにあると、脚長効果もありスラッとした体型に見せることも可能です。
二の腕のお肉も気になって…という方は、オフショルダータイプを選んでみましょう。これならば気になる二の腕も自然に隠すことが出来ますよ。
ポイントは上半身に視線が集まらないように、胸元のデザインがシンプルなものを選ぶこと。また、オフショルダーでもあまりフィットしすぎないデザインにするのが良いでしょう。
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高身長花嫁がAラインを着るなら
長身の方であれば、その抜群のスタイルを活かしてAラインのドレスを完璧に着こなすことができるでしょう。
縦のラインを活かし、大人っぽく美しい花嫁となれるはず。
さらに優雅にAラインを着こなしたい!という方は、スカートの広がりを少々抑えることでより洗練された着こなしができますので、ウエディングドレス選びの参考にしてみてくださいね。
Aラインのドレスに似合うヘアスタイルはズバリ「シンプルなまとめ髪」!
ドレスが決まると、必然的にヘアスタイルも決めたくなりますよね。
Aラインのドレスの場合、シルエットがシンプルで美しいため、凝ったアレンジを加えた髪型よりもシンプルに纏めたほうが良いでしょう。
例えば、束ねた髪をサイドや後頭部でまとめた「シニヨン」。
こちらはシンプルかつエレガントなイメージもあり、Aラインにはぴったりです。
シニヨンだとシンプルすぎて…という方は、ナチュラルなハーフアップも良いでしょう。
アップスタイルよりもガーリーにまとめられますし、大きなヘアアクセサリーを用いてポイントとするのも可愛いですよ。
Aラインのドレスはどんな会場でも映える?
Aラインのウエディングドレスは結婚式の定番ともいえる王道のドレスのため、比較的どんな会場にも相性が良いと言えます。
例えば教会式の場合、長いバージンロードや荘厳な雰囲気が特徴として挙げられますが、Aラインのドレスであれば適度にボリュームがあるため、バージンロードにもしっかりと映えるでしょう。
人前式の場合は会場選びが自由なので、ドレスも自由に選べます。
しかし、Aラインであるならば美術館やアトリウムなどの落ち着いた空間の方が相性も良いかもしれません。
チャペル式は教会式よりもカジュアルな雰囲気ですので、大きな会場の場合はプリンセスラインほどボリュームがあるシルエットの方がドレスは映えるかもしれません。
しかし、こぢんまりとしたチャペルの場合はAラインやマーメイドラインでもOK。会場の広さやベールの長さ、またはバージンロードの長さでドレスを決めましょう。
プリンセスラインとの違いは「ウエストの切り替え部分」にある
ウエディングドレスを選ぶ時に、プリンセスラインとAラインの違いがわからない…という方のために、ここではその違いをわかりやすくご説明します。
プリンセスラインは上半身がフィットし、腰の辺りの切り替えでスカートが大きく膨らんだドレスのことを言います。
この膨らみはドレスの下にパニエを身に着けているからで、かつての英国の皇太子妃が好んで着用したことからこの名前が付いたのだとか。
絵本の中に出てくるお姫様が身につけているドレスの形を想像するのが一番簡単でしょう。
一方、Aラインは腰から下がアルファベットの「A」の形のようにすーっと広がっているドレスのこと。
プリンセスラインよりもシンプルで、誰にでも着こなしやすいのが魅力です。
この2つがよく間違われるのは、どちらもスカート部分に広がりがあるからではないでしょうか。
2つを見分けるためには、ウエストの切り替え部分をしっかりとチェックしましょう。
まとめ
- Aラインは誰にでも似合う王道のウエディングドレスである
- 特に似合う体型は「ぽっちゃり」と「長身」
- Aラインに似合うヘアスタイルは「シニヨン」と「ハーフアップ」
- どんな会場とも相性が良いドレスである
- プリンセスラインとの違いは「ウエストの切り替え部分」
Aラインのドレスが持つシンプルな魅力は、きっとあなたの可愛らしさや女性らしさを最大限に引き出してくれるはず。
これから結婚式を迎えるという方は、ドレスを選ぶ際はAラインのドレスも試着してみてくださいね。