結婚式をドタキャンされたら?当日・事前キャンセルの対処法
できれば起こってほしくない、結婚式招待客のドタキャン。
体調不良などはいつ起こってもおかしくないので、残念ながらどんな結婚式でもドタキャンの可能性はあります。
ドタキャンがわかった時、どのように対処すべきなのでしょうか?
ドタキャンされた場合の適切な対処法や、未然に防ぐ方法を徹底紹介!
この記事のポイント!- ドタキャンされた時の対処法がわかる
- 無断欠席をさけるために、事前にやっておくべきことがわかる
- ドタキャンされた時の、ご祝儀やキャンセル料についてわかる
招待客にドタキャンされたら、すぐに会場に連絡を!
結婚式に参列してくれる予定だったゲストが、急に来られなくなった!
体調不良や身内の不幸、急な仕事など、ドタキャンはどんな結婚式でも考えられることです。
ドタキャンが分かった時点で、まずは会場(プランナー)にすみやかに連絡をすることから始めて!
忙しいところにさらにドタキャンの連絡があると慌ててしまうかもしれませんが、落ち着いてすべきことをしましょう。
キャンセル料は10日~3週間前までなら無し
ドタキャンがわかったらすぐに会場やウェディングプランナーさんに連絡して、料理や引き出物などのキャンセルを。
式場によって異なりますが、一般的には10日~3週間前までなら料理や引き出物のキャンセル料は発生しないことが多いです。
時期によっては、一部のものはキャンセルできない場合もあるということを念頭に置いておきましょう。
数日前~当日のドタキャン!対応法まとめ
結婚式の数日前~当日となると、ほとんどのものがキャンセル不可に。
残念ながらキャンセル分も料金を支払うことになります。
念のためプランナーにキャンセルできるものがないかどうか聞いてみてください。
- 料理:キャンセル分は出さないようにお願いする
- 料理:同じテーブルのゲストに食べてもらうようにする
- 座席:イス自体を準備しない。他のゲストの間隔を調整するなど、目立たないようにする
- 席札やメニュー表:出さない
- 引き出物:席には出さない。新郎新婦で持ち帰る
なお欠席したゲストからご祝儀をもらったら、内祝いではなく渡す予定だった引き出物を郵送しましょう。(先に引き出物を送ってしまうと、ご祝儀を要求しているように思われることもあるのでNG!)
電報を送ってくれるゲストもいるかもしれませんが、その場合もなるべく早めに電話などでのお礼を忘れずに。
席次表作成後にドタキャン発覚!対応方法は?
席次表を作ってしまったのにドタキャン、というケースも考えられますが、この場合はどうしたらいいのでしょうか。
適切な対応策をお伝えします。
穴埋めで、他の人をあとから招待するのはNG
相手にも失礼なので、穴埋めで他の人を招待するのはおすすめしません。
「キャンセルになった分、誰かを招待しようかな?」と考えるかもしれません。
一般的には、結婚式の2~3ヶ月前までにはゲストに招待状を送るものですよね。
結婚式が間近に迫る中、直前で急に招待されたら、ほとんどの人は「もしかして、私は他の人の穴埋め?」と思うはず。
本当に来てほしい人は最初から招待しているはずだし、あとから招待というのはおかしいと思われてしまいます。
席次表は、間に合わなければ変更しなくてもOK
席次表を作成したあとに、ゲストから欠席の連絡があった場合、席次表を無理に変更する必要はありません。
もう一度印刷するとなると、式場・業者にお願いしていても、自分たちで作る場合でも、余計な出費に。
実際にドタキャンした人の名前が席次表に載っていた、ということも割とあるようですよ。
ゲストは同じテーブルでない限り、欠席者には気づくことはあまりないので、それほど気にしなくてもOK。
シールを貼って隠すという手もありますが、逆に見栄えが悪くなってしまうので、手間も考えるとやらない方がベター。
結婚式を無断欠席のゲスト。ご祝儀やキャンセル料の問題
ドタキャンされた時に、どうしても気になってしまうのがご祝儀やお祝い。
ドタキャンした側のマナーとしては、お詫びの言葉を添えて後日ご祝儀やお祝いを渡すべき。
どんな事情があっても、無断で欠席するのは非常識な行為ですが、新郎新婦側からご祝儀を要求することはできないでしょう。
ここは相手からの出方を待つのが賢明な判断。
キャンセル料は請求できるもの?
ネット上の相談掲示板を見てみると、「ドタキャンしたゲストにキャンセル料を請求できるのか」といった質問を上げている人も。
請求してはいけない、というわけではありませんが「やむを得ず欠席になる可能性は誰だってあるのに、キャンセル料を請求するなんてひどい」という声が多くなっています。
実際にドタキャンしてしまったゲストの多くは、後日お詫びの言葉とともに出席の場合と同額のご祝儀を渡すという対応をしているようです。
こちらもご祝儀と同じで、相手からの出方を待ち、一方的にキャンセル料を請求するのはやめたほうがよさそう。
残念ですがこういった時のトラブルが原因で、相手と距離を置くことになった、ということもよくある話。
できれば起こってほしくないことですが、あなたが「この対応は納得できない!」と感じたら、友人関係を見直す機会かもしれませんね。
ゲストのドタキャンを防ぐためにしたい、3つのこと
ドタキャンを100%防ぐことは難しいですが、予防策としてできることはいくつかあります。
できる範囲で対策をして、可能な限りドタキャンをなくしましょう。
1.出欠を本人にきちんと確認する
結婚式の出欠確認のハガキを送っても、ゲストによっては忙しくて返信を忘れてしまうことも。
ハガキで連絡が来なかったら、あらためて本人にきちんと出欠を確認(催促)しましょう。
仲のいい友人だと、本人ではなく別の友人やライングループで確認することもあるかもしれません。
確実に出欠を知るために、別の友人を通してではなく、必ず本人に確認しましょう。
2.期限までに返答がない場合は欠席扱いにする
ゲストの中になかなか返事をくれそうにない人がいる場合は、あらかじめ「期限までに返答がない場合はご欠席扱いとさせていただきます」など、知らせておきましょう。
こうすれば、「連絡来ないけどどうしよう!」と焦る必要はなくなります。
3.連絡なしの欠席を防ぐ!リマインドメールを送る
返信ハガキを受け取った後も安心してはダメ!
出席のお礼とともに、出欠最終確認のためのリマインドメールを送ることで、連絡なしでのドタキャンを防ぎやすくなります。
この場合、料理や引き出物のキャンセル料がいつからかかるのかを、あらかじめ式場に確認しておきましょう。
その期限より前に出席の返事をくれたゲストに「出席でOKかどうか」という内容のリマインドメールを送信。
まとめ:ドタキャンされても落ち着いて対応しよう
- ドタキャンされたらすぐに会場に料理や引き出物のキャンセル連絡を!
- キャンセルできなかった料理は同じテーブルの人に食べてもらうなどの方法で対応を
- 穴埋めで他の人をあとから招待するのは失礼なのでNG
- ご祝儀やお祝いを自分から要求するのはNG
- 出欠確認は複数回行えば、連絡なしのキャンセルを防げる
ドタキャンを100%防ぐことは難しいもの。
自分たちでもできるだけのことをして、連絡なしのキャンセルを防ぎましょう。