授かり婚にオススメ!マタニティウェディングの演出アイディア
妊娠中に結婚式をする授かり婚(デキちゃった婚)は、昔よりも珍しいことではなく一般的になってきました。
そんなおめでたいマタニティウェディングは、妊婦さんならではの演出で盛り上げたいもの。
赤ちゃんの存在を印象づける演出アイディアを盛り込んだり、生まれてくる赤ちゃんにメッセージを残す工夫をしたりして、ゲストも一緒に幸せムードに…♪
マタニティウェディングのアイディアや注意点をご紹介します。
妊婦さんならでは!マタニティウェディングの演出アイディア3選
せっかくのマタニティウェディング。
滅多にない機会ですから、妊婦さんならではの幸せ気分いっぱいな演出で盛り上げたいところ。
とくにおすすめな演出アイディアを3つご紹介します。
1.サプライズ演出に!誓いのキスをお腹に
普通に誓いのキスすると思ってゲストが見守るなか、突然新郎が片膝をついて新婦のお腹にキス。
そんなサプライズは、マタニティウェディングならではのスペシャルな演出です。
2.指輪交換&ベビーリング
ベビーリングとは、生まれたばかりの赤ちゃんへ贈られる指輪のこと。
赤ちゃん自身のパワーを高める効果がある、とされる誕生石が埋め込んであるものが多いです。
このベビーリングをネックレスにして、指輪交換のあとに新郎から新婦の首へかけてあげるという演出はいかがでしょうか?
3.ベビーブレッシング
ベビーブレッシングは、挙式のなかで新婦のお腹にいる赤ちゃんに向けての祈りを捧げる儀式のこと。
もともとは、「祝福」という意味をもつ「ブレッシング(blessing)」を、赤ちゃんに捧げるというキリスト教の儀式です。
新婦さんの安産祈願や赤ちゃんの健康祈願を込めたお祈りは、マタニティウェディングならではの魅力的な演出のひとつなんです。
教会式の場合は、牧師さんや神父さんにお祈りの言葉を捧げてもらうといいでしょう。
神前式や人前式ならば、披露宴で新郎新婦から赤ちゃんへのメッセージを読み上げるなどのセレモニーを設けるアイディアもおすすめ。
生まれてくる子供へメッセージを残す演出アイディア3選
赤ちゃん主体の結婚式にするための演出をするのも素敵。
いろいろなかたちでメッセージを残せるような工夫をしてみてはいかがでしょうか。
1.ムービー(映像)で赤ちゃんにメッセージ
プロフィールムービーなど、披露宴で流す映像のなかで、赤ちゃんへのメッセージを入れ込むという演出もオススメです。
また結婚式当日に、新郎新婦や親族、ゲストのみんなで生まれてくる赤ちゃんに向けてメッセージを残すというのも楽しいですよ。
アットホームかつ和やかな雰囲気で残したメッセージは、将来、子供にみせたらきっと喜ばれるはず。
2.ゲスト参加型がたのしい、ウェディングツリー
木の枝を描いたボードに、葉に見立てたゲストからの拇印をもらうことで、葉が生い茂った1本の大木を完成させるウェディングツリー。
新郎新婦と赤ちゃんのイラスト入りのウェディングツリーにしてみては?
ゲストからの拇印は新郎新婦を生まれてくる赤ちゃんの幸せを祈っているという気持ちの証であるともいえます。
そんなメッセージ性がこもったウェディングツリーは、きっと新しい家族の宝物になるはず!
3.マタニティウェディングフォト
お腹に軽く手を当てた写真をとっておくのもオススメです。
あとから子供に写真を見せたときに、「結婚式のときにお腹にいたんだよ」と話ができて、きっと素敵な思い出深い写真になりますよ。
出産後も使える!リングピローは赤ちゃん向けに作ろう
指輪交換に使うリングピロー。
思い出の記念品として家に飾っておく方も多いのですが、赤ちゃんのファーストピローやファーストシューズとして使うのも、マタニティウェディングらしくておすすめ。
ファーストピローにする
大きめサイズのリングピローなら、赤ちゃんが最初に使う枕としてぴったりです。
その場合、大きさは最低でも25×20cmほどあるとよいでしょう。
赤ちゃんの肌に触れても大丈夫なように、柔らかな素材をチョイスしてください。
ピローではなく、ファーストシューズにする
リングピローの代わりに、赤ちゃんのファーストシューズを使うというのも素敵な演出!
シューズの紐部分にリングを結んだり、足を入れる部分をクッションで埋めてそこにリングを置けばリングピローとして使えちゃうんです。
結婚するふたりの愛の結晶である赤ちゃんの、最初の一歩を支えるシューズ。
授かり婚ならではのかわいらしい演出ですね♪
結婚式(披露宴)のテーマカラーは、パステル系がかわいい!
優しい色みが特徴のパステル系は、マタニティウェディングのテーマカラーとしてぴったり。
かわいらしい雰囲気のパステルイエローやナチュラルな印象のパステルグリーン、パウダーピンクなど、ふわっとした色合いで統一してみましょう。
ケーキのデコレーションにひと工夫
ウェディングケーキは、メインカラーをパステルの優しい色みに。
生まれてくる赤ちゃんをイメージしたモチーフを飾りつけてみるのもいいですね。
おめでた婚であることを当日までゲストに秘密にしておいて、ケーキで報告するというサプライズもグッド!
会場装花はナチュラルなテイストを意識して
マタニティウェディングには、素朴でナチュラルなテイストの会場装花がぴったり。
オススメなのは、リーフ素材をたくさん使ったり、かすみ草などの小花を取り入れたりするスタイルです。
全体に淡めのニュアンスカラーでまとめてみましょう。
ペーパーアイテムは優しい雰囲気にする
ペーパーアイテムは、マタニティウェディングを印象づけるようなナチュラルな雰囲気のもので統一しましょう。
野花や小鳥モチーフの柄、天然素材のリボンなど、優しいテイストのものがしっくりきます。
マタニティウェディングをするときの注意点
素敵な思い出をたくさんつくれそうなマタニティウェディングですが、注意しておきたい事柄もあります。
マタニティウェディングの時期や会場選びの注意点
- 結婚式の日程は、安定期に入ってからがおすすめ
- ウェディングドレスは妊婦さん用に作られた窮屈すぎないものを選ぶ
- 結婚式当日の演出は、ダンスなど花嫁さんの体に負担になるようなことは極力避ける
- 結婚式当日のスケジュールは時間に余裕をもたせておく
- 会場内は禁煙にする
- 花嫁用に座り心地の良い椅子を用意する
- 花嫁のための休憩所を準備する
- 緊急時のためのサポート体制を確認しておく
演出なしの、歓談スタイルの披露宴もおすすめ
当然のことながら、最優先されるべきなのは母体です。
そのためには、演出は一切なしでも構いません。
例えば簡単で手短なセレモニーと挨拶だけ済ませたら、あとは歓談メインのアットホームな式に。
ゲストが新郎新婦とたくさん会話を楽しめるので、かえって思い出に残る結婚式となるはずです。
まとめ:マタニティウェディングの演出はハッピー感たっぷりに
- ベビーリングなどマタニティウェディングならではの演出がオススメ
- テーマカラーはパステル系で優しい印象に
- 生まれてくる子供へのメッセージを残すなど、赤ちゃんを主役にした結婚式に
- マタニティウェディングならではの注意点もおさえておこう
赤ちゃんへのメッセージを込めた数々の演出は、ゲストをあたたかで優しい気持ちにしてくれるはず。
マタニティウェディングの良さを生かせるような特別感ある演出で、一生の思い出を作ってくださいね。