ウェディングドレスの試着回数は何回?後悔しないドレス試着のコツ
ウェディングドレスの試着は、結婚式準備の中でもっとも気持ちが盛り上がる瞬間です。
一方で、いろいろと試したいけれど「プランナーに迷惑でないか」「短時間で決めなきゃいけない?」など、不安も多いもの。
スムーズに試着を進める方法や、ドレス選びの常識などを事前に知っておくことで、安心して試着にのぞめるはずですよ!
ドレス選びをもっと楽しめるよう、基本を学んでおきましょう。
ウエディングドレスの試着回数に正解はない!
ウエディングドレスは何回試着すれば運命の出会いがある!と決まったものではありません。
「○回以内に決めなきゃ!」「○回は最低でも試着しなきゃ!」とあまり深く考えず、何回でも楽しみながらドレスを選んでOK!
1回でこれ!と決める人もいれば、じっくり考えるため10回以上試着する人もいます。
試着回数の多い少ないにはそれぞれメリットが。
例えば1回の試着で決めたなら、他の準備に時間を割くことができますよね。
じっくり選ぶことでこだわりたい気持ちがスタッフに伝わり、人気のドレスを優先的に紹介してくれる、なんてことも。
先輩花嫁&花婿の体験談
こんな経験もうできないから、ピンクとか黄色とかその他奇抜な色とかデザインのやつ着ておけばよかったなーと後から思いました。(Nさん♀)
ドレスショップは何件まわる?
今は式場にドレスサロンの提携店があることが多いですね。
提携店の1件だけ試着して決める人もいれば、提携外のサロンも含め10件以上まわるツワモノも。
2018年度ゼクシィ結婚トレンド調査によると、首都圏の先輩花嫁たちは平均して1~2件で決める人が多かったよう。
- 1店舗で決めた人:62%
- 2店舗で決めた人:18%
- 3店舗で決めた人:8%
ちなみにドレスの決め手としてはこのような結果に。
- デザインが良い:93%
- スタイルが良く見える:47%
- 後ろ姿が映えること:43%
もちろんあくまで目安ですので、納得のいくまでドレスショップ巡りをしてOK。
ただし1日2件以上はやはり疲れてしまうのでオススメしません。
3件以上見てまわりたい場合は、何日かに分けて回るとよいですよ。
先輩花嫁&花婿の体験談
試着のしすぎはスタッフに面倒な花嫁と思われる?
ウエディングドレスは一生に一度のもの。こだわりたいけれど、試着のしすぎはスタッフに悪印象では…?と心配になりますよね。
ドレスをたくさん試着したいのは花嫁なら当然のことで、あなたに限った話ではありません。
しかしあなたの気持ちをスタッフはしっかり理解しているので大丈夫!
万が一いやな顔をされたら、担当を変えてもらう勇気も必要。
結婚式は新郎新婦、式場全体が力を合わせて作るため、スタッフとの相性は大切ですよ。
試着しすぎてかえってドレスが決まらない!なんて展開も…
試着回数が多いのは迷惑ではないですが、試着のしすぎでドレスが決まらない!なんて花嫁さんもいます。
この場合、たくさん着ることで目移りしてしまうのが原因。
着たいドレスのイメージはころころ変えず、あらかじめしっかり決めてから試着にのぞむようにしましょう。
試着に行く前に決めておきたいことリストはこちら。
ウエディングドレス試着の平均時間は、1回2~3時間
ドレスサロンや式場によっては、「1回の試着は○時間まで」と制限時間があるところも。
だいたい2時間程度とするショップが多いようですね。
ただし無制限のところでも、2〜3時間試着をして決まらなければまた後日来る…というカップルも多数。
1度に3時間以上の試着でも構いませんが、疲れてしまって判断が鈍るため、あまりオススメはできません。
2~3時間の試着で何着くらい着られるの?
ベストとされる2〜3時間の間で試着できるのは、平均2〜3着ほど。
1時間で1着しか着られないことに驚くかもしれませんね。
ドレスに合うヘアやアクセサリー探しや簡単な写真撮影などがあるため、あまり数を着ることができないのです。
1回の試着で、なるべく多くドレスを着る4つのポイント
忙しい時間の合間を縫ってのドレス選び。
2〜3時間で2〜3着といわず、もっとたくさんドレスを着たい!と思う花嫁さんもいますよね。
ポイントを押さえておけば、1回の試着数を増やして効率良く時間を使うことができます。
1.着脱のしやすい服を着ていく
服を脱いでドレスを着て、気に入らなければまた服に着替えてドレスを選んで…。
着脱のしにくい服だとかなりのタイムロスになってしまいますよね。
ドレスの試着がスムーズに行えるよう、ボタンの多い服、タートルネックといった脱ぎ着が面倒な服は避け、襟周りの広いシャツなどを着ていきましょう。
2.結婚式当日のヘアスタイルに近づけて
結婚式当日にやりたい髪型をイメージしておくのもオススメ!
アップヘアにしたいなら、あらかじめ髪をまとめて試着すればイメージしやすいですよ。
アップヘアかダウンヘアか迷っているなら、髪の毛をまとめたバージョンと、おろしたバージョン両方の写真を撮っておいて!
3.あらかじめお気に入りのドレスデザインを決めておく
ある程度着たいドレスのベースを決めておくことで、当日ドレス選びで悩む時間を減らせます。
- ドレスの形(Aライン、プリンセスライン、マーメイドラインなど)
- 素材(レース、シルク、コットンなど)
- 袖の長さやネックライン(ビスチェ、ノースリーブ、半袖、長袖)
- 全体のイメージ(かわいい系、大人系、ゴージャス系)
など。
お気に入りのブランドやデザインをしぼり込んでおくのはもちろん、希望するドレスがあるかをあらかじめショップに電話やネットで確認しておくのもオススメ。
4.悩むのはあとで!とにかく写真を撮っておく
ドレスを1度着ると、「この角度はどうかな」「アクセサリーは何が合う?」といろいろ試したくなるもの。
時間のない花嫁さんはそういった悩みは後回しで、着たらすぐに写真を撮るのがベスト。
とにかく着る→写真を撮る→脱ぐを繰り返してドレスの数を稼ぎ、あとで写真を見比べてゆっくりアクセサリーなどを決めましょう。
ちなみにこの時、全部同じ笑顔&同じポーズで写真を撮ると、比較がしやすいですよ。
ウエディングドレス選びの失敗を避けるには?
試着の段階では素敵に見えたのに、当日着たらイマイチだった…なんてことも。
そんな失敗を避けるために、試着のコツを学んでおきましょう。
夫・母親・友人の意見を参考にする
ドレスの試着は、できるだけ夫や母親、友人など、毎回決まった人と行くのがおすすめ!
同じ人と行くことで前回のドレスと比較ができます。
自分では気づかない事も第三者には見えるもの。
同伴相手の意見はよく聞くようにしましょう。
体型の変化を計算して
結婚式の時期が年末年始や旅行明けだったために、太ってしまった!ドレスが似合わない!という失敗談も。
結婚式当日に今と体型が変わらずいられるか(もしくは痩せられるのか)、ということをよく計算してドレスを選びましょう。
とくに妊婦さんの場合は、結婚式時の体型に合わせたドレス選びがマスト。
今のサイズより大きめをチョイスしてくださいね。
当日は自分らしいおしゃれをした服装で
試着でお店に行くときの服装は、普段のあなたらしいおしゃれを。
サロンスタッフがあなたの私服から、イメージに合うドレスを選んでくれます。
正装をする必要はありませんが、ラフすぎる普段着(サンダルやスウェット)は避けた方が無難。
お気に入りの服で気分も上げて、ドレスサロンのドアを叩きましょう。
試着だけでも非常識にならない?
ショップでドレスの試着をすると、スタッフが優しく対応してくれます。
すると次第に義理を感じて「この店でドレスを決めなきゃ非常識?」と思ってしまいがち。
結論から言ってしまえば、非常識なんてことはありません。
いろいろな店で試着をして、運命の1着を決めるのは花嫁の大事な仕事。
ドレスサロンのスタッフもそれを理解しているため、「ちょっと他の店でも選びたいので」と伝えれば、快く理解してくれるでしょう。
義理でドレスを決めたり、ましてや試着を遠慮したりしないようにしましょう。
まとめ:ウエディングドレスの試着は回数を気にせず楽しんで!
- ウエディングドレスの試着回数に正解はなし
- 1回の試着で2〜3時間、2〜3着が平均的
- たくさん試着をしても迷惑ではない
- たくさん着たい、ドレス選びで失敗したくない、という人はポイントを押さえて
ウエディングドレスの試着は準備の中でも大変なことのひとつですが、最も楽しいイベントでもあります。
すんなり決めるもよし、たくさん迷うもよし、後悔しない1着を選んでくださいね。
ドレス選びのポイントを押さえて、当日は誰もがうっとりする素敵な花嫁に変身しましょう♪