結婚式の招待状は『郵便局へ持ち込み』が常識!その理由は?
結婚式の招待状の発送にはポスト投函でなく、郵便局への持ち込みが一般的です。
実は招待状をポスト投函すると、さまざまなデメリットがあるんです。
実際に招待状を送る前に、持ち込みがおすすめな理由やポスト投函のリスクを確認しましょう。
この記事を参考にすれば、結婚式の招待状をゲストへ丁寧に届けることができますよ!
結婚式の招待状は「慶事用切手」を貼って郵便局窓口へ持ち込みが基本
招待状を封筒に入れ、宛名まで書いたあとで悩むのが「ポスト投函でいいの?郵便局へ持って行くべき?」というポイントではないでしょうか。
基本的には、窓口への持ち込みでもポスト投函でもマナー違反にはなりませんが、郵便局への持ち込みがおすすめです。
郵便窓口へ持ち込む方法は主に2つ。
- 慶事用切手を貼って持ち込む
- 切手を貼らずに「料金別納郵便」として持ち込む
慶事用切手は貼る手間がかかりますが、やはりお祝い事らしい華やかな雰囲気になります。
料金別納郵便についてはのちほどご紹介します。
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結婚式の招待状は、郵便局への持ち込みがおすすめな理由
なぜ郵便局への持ち込みがおすすめなのでしょうか。郵便局への持ち込みには、次のようなメリットがあります。
大安の消印をつけることができる
結婚式の日取りを決めるときには大安にこだわる人が多いと思いますが、同じように招待状の消印も大安が縁起がいいとされています。
大安の日に招待状をポストに投函しても、集荷のタイミングによっては翌日以降の消印が付いてしまうことも。
その点、郵便局の窓口に招待状を持ち込めば、大安の消印をつけることができることができます。
重さを量ってもらえる=正確に切手を貼れる
窓口では、切手を貼っていない郵便物も一つずつ重さを量ってもらうことができます。
料金不足の封筒があった場合にも、その場で料金を支払えば問題ありません。
窓口で風景印をお願いできる
風景印とは、土地ごとの特徴的なモチーフが記された消印のこと。
郵便局の窓口で頼めば、招待状に風景印を押してもらうことができます。
遊び心のある風景印やグリーティング切手は、慶事に最適で喜ばれます。
切手を貼らないで招待状が送れる「料金別納郵便」が利用可
結婚式の招待状準備で手間がかかることの一つが、切手を貼る作業。
返信ハガキは封筒の中に入れてしまうので、自力で頑張って貼るしかありませんが、封筒は切手を貼らなくても発送が可能です。
とはいっても、郵便局の窓口に大量の招待状を持ち込んで、「70通分、すべてに切手を貼ってください」と頼むわけではありません。(1~2通程度の貼り忘れなら、その場で切手を張ってもらえることはありますが…)
「料金別納(りょうきんべつのう)」サービスを利用しましょう。
切手無しで招待状が送れる!?料金別納とは?
料金別納郵便とは、切手を貼らずに郵便物を送れる制度のこと。
切手を貼る手間が省けるので、たくさんの招待状を郵送するときに便利です。(10通以上で利用可能)
料金別納郵便を利用するには、切手を貼る位置に「料金別納郵便」と表示されたスタンプを押します。(※)
スタンプではなくても、あらかじめ封筒に印刷しておいてもOK!招待状の封筒の宛名印刷をするなら、一緒に行ってしまえばらくちんです。
(※)スタンプは郵便局の窓口で借りて、その場で押すこともできますが、対応可否は局によって異なるよう。ただでさえ数十通の量になるので、郵便局で作業せずに自宅で行うのがオススメです。
料金別納スタンプは手作りやシールでもOK
スタンプでなく、招待状の封筒に自分で印刷したり、シールを貼ったりしてもOKです。
結婚式招待状用のシールも販売されていて、利用すればお祝いごとらしい雰囲気が演出できるのでオススメ!また料金別納郵便の専用スタンプが市販されています。
スタンプやシールを貼ったら、郵便局の窓口に持っていき、その場で「別納郵便物等差出表」に通数などを記入します。
郵便局の窓口に郵便物と差出表を提出し、一括で料金を支払えば完了です。
(参考) 料金別納 - 日本郵便
結婚式の招待状発送。ポスト投函は危険?デメリット
ポストへ投函したことがトラブルの引き金になる場合があります。
起こりうるトラブルや、リスクについても確認しておきましょう。
天気や消印を選ぶことができない
せっかく用意した招待状も、投函・集荷する日が雨の場合には、封筒を汚してしまう可能性があります。
さらにポストに投函した日が大安であっても、集荷や発送のタイミングによっては消印日が大安になるとは限りません。
もちろん、郵便局の窓口と違って風景印などの種類も選べません。
切手なしはNG!一枚ずつ貼る手間がかかる
ポスト投函の場合は、料金別納郵便サービスが利用できません。
大量の招待状も一枚ずつ切手を貼らなければならず、手間がかかります。
料金不足で迷惑をかけてしまう可能性もアリ
重さによって郵送にかかる値段が違うため、料金不足の場合にはゲストに迷惑をかけてしまいます。
郵便局の窓口なら、料金不足のリスクを回避できます。
結婚式の招待状 郵便局への持ち込み方と準備マナー
最後に、結婚式の招待状を送る際の基本マナーについても確認しましょう。
結婚式の日取りが決まったら、招待状発送前に報告を
招待状を郵送する前に、ゲストとして招きたい人にあらかじめ結婚式をすることを報告しておきましょう。
結婚式に招待したいことを伝えておけば、明らかに来られない人に招待状を送ることもなく、無駄な郵送代を支払うこともなくなりますよ。
友人のゲストなら、メールやLINE、電話で報告しても構いません。目上の方なら、直接お会いして報告するのがベスト。
メールや人づてに伝えることは、あまりいい印象にならないので避けましょう。
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重さを量り、正しい料金分の切手を貼ろう
地図や返信用ハガキなど内容物が多くなると送料(切手代)が変わるため、郵便局か自宅で重さを量っておきましょう。
- 25gまで:84円
- 50gまで:94円
定形外郵便なら120円~になるため、封筒のサイズをよく確認しておくことがおすすめです。
まず1通だけサンプルの招待状を作って郵便局に持ち込み、重さを測ってもらうのも賢い方法!
大安・友引の午前中に郵便局へ行こう
消印にこだわりたいなら、郵便局の窓口へ持ち込む日は、大安か友引を選びます。
発送作業に時間がかかり当日の営業時間内に発送できない可能性も考慮し、午前中に持ち込むのがベストです。
窓口にお願いして完了!
窓口に出し、料金不足や切手の貼り忘れなどがないかしっかり確認してもらったら、発送完了です。
風景印を押してもらいたいときは、窓口へ差し出すときに「風景印をお願いします」と声をかけてください。
まとめ:結婚式の招待状は郵便局に持ち込むのが安心!
- 結婚式の招待状は郵便局の窓口へ持ち込みがおすすめ
- 窓口では風景印や、大安の消印をしてもらうことができる
- ポスト投函だと、汚れたり料金不足になったりする可能性がある
- 招待状はきちんと重さを量り、大安・友引の午前中がオススメ!
結婚式の招待状は、郵便局の持ち込みがオススメ、ということについてご紹介しました。
忙しい場合などは、ポスト投函でもかまいませんが、封筒が汚れてしまったり、消印が希望通りにならない可能性があるというデメリットをよく考えてくださいね。
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