パパママ婚の『式場探し』!子供の年齢別チェックポイント
新郎新婦と子供が主役になる「パパママ婚・ファミリーウェディング」では、子供に配慮したプランニングが大切。式場選びから注意が必要です。
ここでは、パパママ婚の式場選びの注意点をまとめるとともに、費用相場やアイディアについても紹介します。
「パパママ婚」「ファミリーウェディング」とは
パパママ婚とは、子供がいる夫婦が子連れで結婚式を挙げること。
「子連れ婚」「ファミリーウェディング」「産後ウェディング」「家族挙式」などと呼ばれています。
パパママ婚はいつから可能?おすすめ時期
パパママ婚を挙げるタイミングは、出産後や、子育てが落ち着いた頃などさまざま。決まった時期はありません。
とはいえ出産直後は、母子ともに体調管理が大変なので、早くても産後6ヶ月以降が一般的です。
- 出産直後は、新婦であるママの体が回復しきっていない
- 赤ちゃんの首や腰が座らず、体がしっかりしていない
- 授乳の間隔が短い
などが理由です。
0歳児など、早い段階でのパパママ婚を希望する場合は、産後の体調や赤ちゃんの発育状況に合わせることが大切です。
子どもの年齢によって、演出参加もできるように
子供が1~2歳で歩けるようになれば、バージンロードを並んで入場するなどの演出が可能。リングボーイやフラワーガールなども人気の演出です。
さらに3歳以上になれば、歩みもしっかりし、意思の疎通もスムーズになります。
自己紹介をしたり、パパとママにお手紙を読んだり、子供も参加したさまざまな演出ができるようになります。
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パパママ婚の式場探しで、気を付けること
パパママ婚の式場は、新郎新婦の好みだけで選ぶというわけにはいきません。
子連れで行う結婚式ならではのポイントに注意して選ぶ必要があります。
●式場側の柔軟な対応
・子連れで打ち合わせができる(個室など)
・子供が参加する演出を行った実績がある
・式場スタッフが子供の扱いに慣れている
●会場設備
・おむつ・授乳スペースがある
・キッズスペースなど、遊び場が用意できる
・段差が少ない、子供が自由に行き来できないようになっている
●食事
・離乳食の持ち込みができる
・お子様メニューがある
・除去食、アレルギー対応ができる
また、ファミリーウェディング専用プランなどがあるかどうかをチェックしておくと、お得に結婚式ができる場合があります。
ゼクシィ相談カウンターなどを活用してプロからアドバイスをもらい、会場探しの手間を減らすのもいいでしょう。
赤ちゃん連れなら「ウェルカムベビーの結婚式場」認定をチェック
ウェルカムベビーの結婚式場とは、ミキハウス子育て総研株式会社が行う、パパママ婚を応援するプロジェクト。
「おむつ・トイレ対応」や「食事・水分補給」「退屈・いたずら対策」などの認定項目を、一定数以上クリアしている結婚式場に認定が与えられます。
つまり、認定を取得している結婚式場なら、安心して赤ちゃん連れ結婚式ができるということ。
パパママ婚の式場を選ぶときの、ひとつの目印になります。ぜひチェックしてみてくださいね。
【子供の年齢別】ファミリー婚の式場選びチェックポイント
パパママ婚のなかでもとくに式場選びに気を使う必要があるのは、子供の年齢が低い場合。
ここでは、0~4歳の子供について、式場選びのチェックポイントを見ていきましょう。
0歳
月齢にもよりますが、ほとんどの場合、0歳児はおむつ替えや授乳が、頻繁に必要な時期。長時間会場に居続けることは難しいでしょう。
とはいえ、赤ちゃんがスヤスヤと眠ってくれれば、新郎新婦は比較的動きやすいので、実はパパママ婚には向いている時期ともいえます。
式場選びでは、次のようなことをチェックしましょう。
★チェック!パパママ婚の式場選びポイント
- 【必須】おむつスペースや、授乳スペース
- 【必須】ブライズルーム(控室)
- 披露宴会場と控室が近くにある
- 子育て経験のあるスタッフやプランナーがいる
- パパママ婚プランのある式場
1歳
1歳になると、つたい歩きや1人歩きができる子が多くなります。活発に動き回るため、ケガへの注意が必要です。
また自我が芽生えて、好奇心旺盛な時期でもあります。なかなか言うことを聞いてくれなかったり、他の子どもを引っかいたりなど、落ち着いた結婚式は難しい場合もあるでしょう。
式場選びでは、次のようなことをチェックしましょう。
★チェック!パパママ婚の式場選びポイント
- 【必須】おむつスペースや、授乳スペース
- 【必須】ブライズルーム(控室)
- 離乳食(幼児食)の持ち込み可
- 会場内に危険な場所がないか(段差が多い、扉が無く出入り自由など)
- 披露宴会場に子供用プレイスペースを作れるか
2~3歳
2~3歳は活発に動き回れる年齢。一人遊びが上手になるほか、同年代のゲストと一緒に遊ぶこともできます。
子ども同士のケガや、式場設備・備品の破損には注意が必要です。
また2歳児は「イヤイヤ期」のど真ん中!着替えや食事など、手間取る可能性がありますので、余裕を持った挙式プログラムにしましょう。
式場選びのときには、次のようなことをチェックしましょう。
★チェック!パパママ婚の式場選びポイント
- 【必須】おむつスペース、ブライズルーム(控室)
- 離乳食(幼児食)の持ち込み可
- 会場や通路に十分な広さがあるか
- 壊れやすいインテリアなどがないか(撤去できるか)
- 披露宴会場に子供用プレイスペースを作れるか
- 託児所のある式場を選ぶ、出張ベビーシッターを頼む
4歳
4歳児は、言葉での意思の疎通がスムーズにできる年齢。またほとんどの子は、トイレができます。
演出の段取りなども理解でき、楽しんで参加できるようになる頃です。
式場選びのときには、次のようなことをチェックしましょう。
★チェック!パパママ婚の式場選びポイント
- 壊れやすいインテリアなどがないか(撤去できるか)
- 子どもが演出に参加できるか
- 披露宴会場に子供用プレイスペースを作れるか
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パパママ婚の基本的なプランとアイディア
近年増えてきているパパママ婚。どのようなプランが一般的なのでしょうか。
ここからは、パパママ婚の費用相場や、定番のプラン、演出についてみていきましょう。
パパママ婚の費用相場は?
パパママ婚にかかる費用はプラン内容や選ぶ式場によってさまざまですが、60名100~180万円程度の価格帯が多いようです。
(参考:マイナビウエディング)
最近では、パパママ婚専用の少額プランや、少人数プランを用意している式場も多いため、上記の相場よりもコストを抑えることができます。
ただし、基本プランに含まれるものの範囲によっては、オプション料金が膨らむ可能性も。
パパママ婚でよくある結婚式プラン
1)挙式なしで披露宴だけ
出産後の結婚式で今更感があるため(「今更婚」と揶揄されることも)、挙式なしで披露宴だけを行うケースも多い。
2)少人数の食事会ウェディング
写真撮影+食事会だけの、少人数向けフォトウェディングプランもおすすめ。
家族や親族だけで、小規模で行えば余計な気を使う必要も無し!
3)会費制のアットホームなパーティー
出産祝いをすでにもらっているならご祝儀を辞退し、会費制でパーティを行うケースも多い。
4)二次会はしない
子供同伴のため、時間が遅くなりがちな二次会は省略するカップルも多い。
子供が参加する演出が定番!
パパママ婚で特徴的なのが、子供が参加して行われるファミリーらしい演出。
定番はリングボーイやフラワーガール。
ほかにも、家族でケーキにデコレーションをする演出や植樹セレモニーなど、家族みんなで作る感動的な演出はパパママ婚ならではです。
子供の年齢によってできる演出が変わるため、そのときのファミリーならではの思い出に残る演出を取り入れたいですね。
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まとめ:子供の年齢に合わせて式場やプランの検討を!
- パパママ婚では子供に対応できる設備やサービスが整った式場を選ぶ
- ウェルカムベビーの結婚式場をえらぶのも方法のひとつ
- 子供の年齢ごとにチェックするべきポイントは違う
家族みんなで作る素敵なパパママ婚。
最高の思い出にするためにも、式場選びはしっかりと行いましょう!